一級建築士製図試験用語集

一級建築士設計製図試験について基礎知識とその用語を解説します。

一級建築士設計製図試験ルールブック始めます。

このはてなでのブログ構想から3年。自社サイトで、製図試験ローカルルールブックを始めます。 と同時にこのはてなブログは、この投稿を持って終了します。 今後は 「製図試験ローカルルール」サイトへお越しください。 seizushiken.com

謎の床面積算定ローカルルール

製図試験には謎の床面積算定ローカルルールが存在します。 このページではそれを扱います。 法52条6の容積率対象非算入について 「6 第一項、第二項、次項、第十二項及び第十四項、第五十七条の二第三項第二号、第五十七条の三第二項、第五十九条第一項及び…

“建築常識”と“製図試験”

by Peyton (h29卒業生) 山口先生から『(受験生だった時に)解説して欲しかった用語は?』と聞かれた時、真っ先に“建築常識”と答えました。H30年度試験の傾向もあり、他の製図試験サイトでも“建築常識”という言葉が溢れていますが、過去の受験生としては、…

屋外施設とその他の施設の違いと考え方

駐車場はどこまで床面積に入るのか。 皆さんは「屋外施設」と「その他の施設」の違いがわかりますか? 製図試験は、外部空間は「屋外施設」として出題されてきました。 その際、ピロティとか建築物の下部に当たる部分は、屋外施設の対象外としてきた経緯があ…

空間構成とは

製図試験における空間構成とは何を求められるのでしょう。 建築設計のプロは常識的に行なっていることなので、言葉で説明しようとすると意外と難しいと思います。 ◼︎まず内部空間構成 エントランスホールや廊下部分がまっすぐ通っていること、死角が少ないこ…

「建築的常識」について

■建築に携わる者の共通言語となるべき基礎知識 製図試験でよく話題になるのが「建築的常識」です。 そもそも建築に携わる者として当然知っておくべき常識をさすようなのですが、既に建築そのものが多岐に渡っており、設備屋さん、構造屋さん、設計事務所、ゼ…

製図試験に役立つ学科範囲について

gakkashiken.com で、製図試験に役立つ学科試験の範囲とその考え方について、ちょっと書きました。製図試験と学科試験勉強は非常に似通っている部分と全く関連性のない(相互補完的な関係とも言える)があるんです。 そのあたりをメリハリ付けて学んだ方がい…

建築物は身体系をイメージしよう。

一級建築士製図試験で、最後にPS(パイプスペース)を描き忘れたり、間違えたりする方が多いのですが、身体をイメージすると抜けがなくなると考えています。 建築物 :身体系 構造 :骨格 呼吸器系:空調系 循環器系:電気系 消化器系:給排水系 答案を描き…

動線とは

製図試験における動線とは、人や物が「動く線=経路」のことを言います。 動線を大別すると、利用者用、管理者用、に分けられます。 動線は、機能そのものですから「①短い方が便利」ということになります。また「②異なる動線は混ぜないでできるだけ分ける」…

今後書こうと思っている内容一覧

記事のご要望がございましたら、コメントで追加してください。 建築計画 動線、ゾーニング、コア、プランニング、スケルトン、建築計画5原則、アプローチ、日照と採光、バリアフリー法、避難と階段の種類、建築物の大きさ、エスキースステップ、細分化、反復…

エスキース

wikipediaより。エスキース(仏: esquisse)とは、スケッチのことであるが、語源的には、「下絵」を指す。日本では、建築や、環境デザインに関連する計画の初期にコンセプトや概念図等を簡易にまとめ、検討する際の資料作成作業も含むため、この行為全体をエ…